
世界のいろいろな国で環境保護に対する意識が高まる中、ニューヨークのファッション業界もエコの重要性に気がつき、いろいろなメーカーがオーガニック商品に力を入れるようになっています。ニューヨークでは年間いろいろなファッション関係の展示会が開催されていて、世界中のバイヤーやプレスが訪れて、買い付けや新しいブランド開拓の重要な源泉となっています。5月初めには、アクセサリーのマーケットを主体とした展示会がマンハッタンの数か所で開催されました。この中の1つが“d & a”(Designers and Agents)という展示会。2007年から“GREEN”と題しエコフレンドリーなデザイナーやブランドを取り上げて、展示会に参加する人々に対し、環境保全の認識を高める努力をしています。今回は初の試みとして、“GREEN LEAF”という名の会場を設定し、通常のデザイナーの展示会場と分けてエコ認識を強調していました。具体的には、ごみ箱をリサイクル別に識別したり、環境保全に関しての資料や出版物の配布をしたり、世界中からのエコフレンドリーなデザイナーや、サステイナビリティーな条件を満たす生地などを紹介していました。今回は、“d & a”の中から気になった展示を3つと、エコデニムを展開するニューヨーク発のデニムブランド、“GILDED AGE”について紹介します。

ノルウェーを基盤にするニットの下着ブランド。デザイナーはアンネとカジャの二人。キャミソール、T シャツ、靴下があり、お洒落でシンプルなデザインとなっています。下着のみとしてではなく、トップスとしても使用できそうです。素材は全てEUエコラベル「フラワー(FLOWER)」*の基準を満たした綿、シルク、カシミアから作られています。とても着心地がよさそう。来年は日本のエージェントがつくこともあり、いろいろな日本のお店でも商品を見ることができそうです。さらなる情報が必要な人は、こちらからどうぞ。
* ヨーロッパの環境ラベル制度に加盟している国で、省エネやリサイクルなど厳格な環境・性能基準に合格した製品にEUエコラベル「フラワー(FLOWER)」を付与する制度を設けている。合格した製品には「フラワー(FLOWER)」マークのラベルがついている。
ニューヨーク市についての案内本。レストランガイドとして有名なZAGAT似のGreenopiaには、エコフレンドリーな会社やレストラン、ヘアサロンなど、約50種類のカテゴリー別にいろいろな場所の紹介とコメントが紹介されています。いつもファッショナブルな人たちで込み合うCafe Cluny(カフェクルーニー)ももちろんGreenopiaに登場。Cafe Clunyはオーガニックな食材を使ったフレンチ風レストランで、店内の天井にある白っぽい木でできた蜘蛛の彫刻がとってもユニークです。ブルックリンのプロスペクトパークの近くにあるヘアサロン、Slope Suds(スロープ サッズ)もGreenopiaで紹介されています。サロンで使用されているヘア製品は全てナチュラルで、手作り石鹸なども販売されています。ロサンゼルスやサンフランシスコでは既に出版されていたGreenopiaのニューヨーク市版は、5月1日に発行されたばかりです。Greenopiaに関する詳しい情報はこちらからどうぞ。
Cafe Clunyの住所: 284 West 12th Street, NY
Slope Sudsの住所: 433 7th Avenue, Brooklyn


南太平洋のフィジーで採取されたミネラルウォーター、“FIJI Water”。今回の“d &a”のスポンサーの一社で会場の中では、無料で“FIJI Water”が配布されていました。フィジーの熱帯雨林のそば地下深くから採取され、製造過程でも全く人の手に触れることがないという、まさに「ピュア」を追及した水。自然環境保護から得られる「ピュア」な水の販売を通して環境保護を訴えるだけではなく、実際企業として森林再生や二酸化炭素削減など、さまざまな自然保護活動を行っています。
アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、日本などで販売されいるこの“FIJI Water”は、“d & a”だけでなく、さまざまなファッション関係のイベントに積極的に参加し、ファッションショーやイベント会場にて無料配布されています。
“d & a”出展とは別に、ニューヨークを基盤とする “GILDED AGE”というデニムブランドについて紹介します。アメリカのファッション界の中で、エコデニムが大変注目され、デニムの有名ブランドがオーガニック要素を加えたジーンズを発売しています。“GILDED AGE”のデザイナー、ステファンは、オーガニックのデニム生地を使用し、自然な染色や加工をして、古き時代のジーンズを復活すべく、このブランドを開拓。日本に生存する「タデアイ」という藍を使って染色をほどこししている、本格的なデニムブランドです。
2009年春からウィメンズ商品の展開がスタートするのですが、実は既に女性スタイリストやモデルの間で、“GILDED AGE”のメンズのデニムでウェストを絞ったり、裾を捲り上げたりして、可愛く着こなすスタイリングが注目されています。そんな“GILDED AGE”のデニムは日本のウィメンズセレクトショップでも出会うことができます。お値段はやや高めなのですが、ニューヨークでは一流高級デパートの「バーグドルフ・グッドマン」で販売されていて、人気度が上昇しています。ファッション界でも、ステファンのように、通常のトレンドよりも、エコを重視したファッションがトレンドになることを 希望しているデザイナーが増えてきています。

ピラテスやヨガ、グリーン的ライフスタイルの女性を応援する最新美容ファッション雑誌など、ミネラルファンデーション発祥の地、ニューヨークの最新「美容」「健康」トレンドをお楽しみください!
環境保護に対する使命感を持った「食」に関わるプロフェッショナルたちと、活動を通したプロフェッショナルたちの関わり合いを紹介します。ミネラルファンデーション発祥の地、ニューヨークの最新トレンドをお楽しみください!
























